どこかにビューーン旅田沢湖

こちら、行ってきました。

一日目

盛岡へ

どこかにビューーンの乗車駅は、東京駅の雰囲気とか好きだし、東京駅から申し込めばよかった。と思いつつ申し込んだ上野から乗車。
7:38上野→9:44盛岡
咳き込み男児が近くにいるのが気になりつつ、特に語ることもなく盛岡へ。
さすがに秋田新幹線直通便は停車駅少なくて速いすな。
2席空いているところはほぼ無いくらいの乗車率だったのもあってか、割と盛岡まででこまちから降りる人も多かった。

盛岡は11:23の秋田新幹線に乗る予定で1時間半くらいしか回れない。
まずHELLO CYCLINGで自転車を借り
盛岡八幡宮→岩手銀行赤レンガ館→一瞬だけ盛岡城跡という感じ
電動アシストしてくれる上限を超える速度でたまに走って間に合ったくらいなので、一般人にはおすすめできない時間配分
盛岡八幡宮はちょうど例大祭で縁日などをやっていた。
赤レンガ館など昔の洋館はいいですね。時間的に映像をちゃんと見る時間はなかったけど。

駅に戻ろうとしたら、突然さっきは通れた道が帰りは歩行者天国になり自転車は降りてね的になったり、
そこを渡れば自転車返却なのにコの字で渡らないといけなかったり謎のハードルがありつつ、5分前くらいに改札を通れた。
秋田新幹線も当日の特定特急券+クレカなら空いている券売機で買えるのね。

この時間になるとこまちも混んでいて、盛岡でも空いている席があまりなくて結構びっくりした。
一応2席空いているところを予約から確認して席を確保。
複数人で来ている人は座れてない人もいた。田沢湖でそれなりに降りたので多分そこで座れたと思いますが。

盛岡11:23→田沢湖11:59

田沢湖

田沢湖駅前も意外と食べるところがあったのでそこでもよいかと思ったが、ここで食べると田沢湖を見るチャンスがない可能性もあると思い、とりあえず田沢湖畔へ。
羽後交通はSuicaは使えないが、クレカタッチが使える系だった。初めてスマホから使ってみたが、微妙に反応が悪い。
しかし番号書いてあるクレカを外で出すのってリスクじゃない?まあ自分のはカードにも別に書いてないんですけど、前の人の丸見えだったなと。
田沢湖駅12:20→田沢湖畔12:32

田沢湖は昼飯含めて1時間弱だが、食べるところもそんな混んでいなくてすぐ出てきたし、田沢湖も回るわけじゃなければそんなに見るところもないので、1時間でちょうどよかった
田沢湖共栄パレスで昼飯。比内地鶏の親子丼
秋田犬と鳥と稲庭うどんの作っているのをチラ見して田沢湖も軽く眺めるという感じ

バスは東京からの新幹線合わせなのだろうか、やたらと近い時刻に発車するのでわかりにくい……。
本来後発の乳頭温泉行きが先にきたし、玉川温泉経由だけど花輪行きとかいうのもわかりにくい。さらに後発で田沢湖を回るバスもある。

13:31田沢湖畔→14:42玉川温泉

玉川温泉

乳頭温泉行きが観光バス風に対して、普通の路線バスで格差を感じる(笑
秋北バスなのも理由かもしれませんが。
そして圧倒的携帯電話が圏外。バスの途中からひたすら圏外です。ここまで全く入らないのも最近経験がない
さすがに新玉川温泉に着いたら電波入りましたねと思ってたんですが、玉川温泉もほぼ入らないですね。
温泉までの道は割と湖がいい感じです。

到着はチェックイン開始の15時前着だけど、この時間だと日帰り入浴は無理なので皆宿泊客で、降りたら予約確認されて、すぐチェックインできた
4畳という狭い部屋だが、一人なら十分。

到着後、土日祝は15:30から入浴説明会なるものがありそれを聞き、
16時過ぎに風呂に入り
ちょっと売店に行ってみて、
18時に予約した屋内岩盤浴に行き
19時に飯を食い
20時半にもう一度風呂に。

自炊部というところにいるので、調理できるところで色々作ってたり、それを食べててる人も結構いました。
こういう方々は比較的長期なんでしょうね。
夫婦で来てという感じの方も多かった。
夜カーテン閉めてない部屋がちょい見えたりするけど洗濯物だらけという感じ。
湯治滞在なのでしょう。

逆に食堂の夕飯の人たちは至って普通のバイキングに来たという感じ。
夕食は種類が豊富かと言い割れると微妙だが、稲庭うどん、きりたんぽなどがあり、悪くはないと感じた。
で、アルコール類は別に買えるのだが、まあ飲み比べセットがあったので頼むよね

ちょうど売店で眺めて、雪の茅舎は由利本荘、刈穂は大仙、まんさくの花は横手かと確認してたもの。
雪の茅舎の生酒は最高だぞ。と言っても今回は生酒ではない。
割とこの中だと刈穂が好みでした。

風呂

源泉はpH1.2と酸性。源泉の濃さのも湯船もあるが、多くは50%となっている。
それがぬるいもの熱いもの、泡風呂、立ち湯、寝湯、打たせ湯などなど。
すぐピリピリすると思ったが、意外とそれよりは途中からじわりと痛くなる感じはあった。
皮膚にむしろ悪い気がするがどうなのだろう。

まず初めてならぬるい50%のが良いとのこと。問題なければ温度や濃度を上げていくし、だめなら更に弱い弱酸性風呂へ。
意外と皆さんメガネやら時計やらをつけて入っているけど、大丈夫なのだろうか。
私はコンタクトに変えました。
肌に刺激がある分他の温泉よりは短めに入るっぽいですね。

屋内岩盤浴はよくわからん

口コミ的なところ

割と事前に見たのは、スタッフの対応が良くない、電波が入らない

スタッフは、改善させる動きがあったようで、その後も微妙なときもあったようですが、
かなり「頑張っている感」を感じて、結構良い感じだったように思います。
もちろん人によるところもあるでしょうけど。

電波は入りません。食堂はauは入ってましたね。場所による差も大きそうです。
Free Wi-Fiもありますが、あまり安定していません。

二日目

玉川温泉

7時起きの予定だったが6時台に目が覚め、寒さも感じたのでとりあえず風呂へ
この後は8時に飯で、9時くらいにチェックアウトして新玉川温泉行って10:30くらいのバスで田沢湖行ったら完璧だな的に思いつつ行動。

飯を食べ、軽く天然岩盤浴とかある方へ散歩。テントのないところでも岩盤浴してる人結構いるんですね。なんか硫化水素とかいっぱいあって体に悪そうですけど……
割と自然を感じられる面白いところだった。

新玉川温泉へはバスもあるがタイミングが悪いと微妙で、歩いても行けるか受付に確認
そしたら9:30から10:00は日帰り湯との切り替えでやってないってよ……。
というので9:30くらいに新玉川温泉に向かうプランは崩れ去る

仕方なく10:00めがけて新玉川温泉へ。
徒歩ルート聞いた時に特に何も言われなかったけど、新玉川温泉には熊出るかもしれんから玉川温泉への徒歩移動は控えてねとのこと。マジかいw

新玉川温泉

10:00はチェックアウトラッシュで受付はすごい状態。
どうやら風呂に入るのは風呂に直接向かえば良かったらしい。が、荷物があるのでロッカーとかないのかと受付で聞いたら受付で預ける感じらしい。
というので、そういうのを確認してたりしたら風呂に入ったのは10:15
10:30頃のバスは厳しいわね。

新玉川温泉の一番の違いは露天風呂でしょう。寝転び湯的なのもあってぼーっとするのに最適です。酸性の風呂でぼーっとするのが良いかは不明だが
湯治の玉川温泉よりは普通の綺麗な宿感かありますね。電波も入る。
一人なら玉川温泉で良いと思うけど、誰かと旅行で行くなら新玉川温泉のほうがあれこれ考えなくて良い気がしますね。
まあそもそも一人で泊まれる温泉宿自体がありがたい。

角館へ

新玉川温泉11:07のバスで田沢湖駅へ。玉川温泉からの客はいなかったですね。
角館へ向かうが乗換案内的には、田沢湖駅で5分乗換のが最速。
しかし1時間以上走らせるバスで遅延が5分に収まる気がしない……。
なんだかんだ田沢湖畔着の時はほぼ遅延がなかったがここで結構人が乗り2分遅れ
というギリギリの感じながらも、素早く下車し乗ることができた。
乗り遅れたら田沢湖駅前で飯を食ってからの角館でした。到着遅れるのはまあいいけど、5分乗換のは鈍行なので、乗り遅れると特急代もかかるというもあって、費用面からも乗り換えたかった。
新玉川温泉11:07→12:15田沢湖駅
田沢湖駅12:20→12:39角館

ローカル感あっていいですね。外国の人がずっとホームにいたけど、私が乗ったらついてきてたので、ドアが開かないから待っていた説はある。

角館着いて荷物はロッカーへ。
駅のロッカー400円だけど、観光案内所のロッカー200円なのかw
ただし17:00までの制約つきだったが。最長19時前の乗車までここにいないといけないので17時までで大丈夫かは怪しいが、そもそも駅の方に入れてしまっていたので関係ない。


田沢湖畔から一緒の動きをしていた方々や、途中のソフトクリーム売ってる店の団体、中国人(?)多すぎだなと思いながら昼飯
御狩場焼なるものを食べる。
その場で火を入れるため鶏肉に火が通ってるかがちょい不安な料理。もう昼から飲んじゃうもんね。

角館の武家屋敷

一旦武家屋敷とかあるところの一番奥へ行って戻りながら見る感じに。
正直どこに行けばいいのかはよくわからない。

とりあえず↓にあるところ行けば無難か?
https://tazawako-kakunodate.com/ja/course/1

石黒家

現存する武家住宅の中でも最も古いらしい。
入ると簡単に解説してくれる。
とはいえスタップ側の人が多すぎには感じたが(笑
こういう江戸時代の家は好きなのでいいですね。

奥の方ではまだ実際に住んでいるらしい。

青柳家

こちらは、建物もあるが、もっと広くて色々なものを展示してるという感じ。
銃や刀、陶器、解体新書関連のやつ、住んでいた人のいろいろなコレクションなど多岐にわたる展示。
刀や槍を持てるのは面白かった。

出たら、ちょうどここいいぞ的な連絡が来てワロタ

趣味と合致すると結構長くいられると思われます。

その他

樺細工伝承館は時間があるから見るか?いや興味ないか?ととりあえずスルー。
無料の松本家や岩橋家は良くわからない感じ。

武家屋敷も全部行くのかとか悩むところもあるが、時間が余ってるのでとりあえず入るか状態。

河原田家

全部入るもなにも、残り2つしか無いわけだが、とりあえず近いものへ。
入口でこの紙に解説が書いてあるから参考にしながら回ってくださいという感じだったが、入ったら謎のおじさんが。
また解説してくれるのかなと思ったら突然の「ここの当主です」

そういうの急に来るのびっくりするやん。
しかも初めだけ説明してくれるのかなと思いきやずっと話して、最後まで話しながら回って閉まる16:30まで。ずっと話していたので写真がないのである。
というので時間を潰すのを考える必要もなく、ここでほぼ終了となった。

夕飯

17時になると観光スポットはほぼ終了。しかし乗る予定の新幹線は19時。
どこかにビューーンのアレコレ考えると、ここで飯食って一本前ので田沢湖行って、が良さそうだなと角館駅前のレストランに行ったら夜は宿泊者のみですとのこと…。
かといって、角館はそんなに夜食べる店があるわけでもない。というか駅前は皆無。

もう田沢湖駅に向かう手もあるが、田沢湖駅前の夜までやってる店が個人的にはパッとしない。
ほとんどがこまちの田沢湖線で、幸い盛岡行き普通列車があったので、もうそれで盛岡へ。
こまち使わないので値段的にも高くないしね。
盛岡まで行ってしまうと夕飯の時間がものすごく取れるわけでもないけども、なにもなく粘るよりはまあいいかと。
角館17:33→盛岡18:58
さくっと冷麺を食べて帰路へ。
盛岡19:50→上野21:58

遅めの時間の速達便というのもあってから仙台からかなり人が乗ってきて、ほぼ満席近かった。

どこビュン感想

結局「上野ー田沢湖」というどこかにビューーンで田沢湖どころか先の角館まで行ったが、どこかにビューーンの券的には盛岡で上下車した感じになった。
途中で降りれることのメリットでもあり、時間が変えられない縛りでもあるような感じ。
なかなか指定した駅をそのまま目的地にしてレンタカーなしで一泊二日は難しいですね。田沢湖をもう少し回ったり、乳頭温泉に行くとかもできるにはできるが、夜まで居続けるのはなかなか大変そう。

今回は運良く鈍行が来たけど、こまちを使うと今回以上にお金もかかってしまうし、鈍行の本数は絶望的に少ない。
というか今回は6日前に申し込んで偶然にも玉川温泉のキャンセルを拾えたけど、取れなかったらなかなか困っていただろう。この辺が秋田新幹線あたりの大変なところだと思う。

とはいえ仙台・長野などはともかくなかなかJR東日本のところで複数日レンタカーなしで過ごせるところ自体が少なくて、最悪仙台で降りてもOKというのはかなり良いものなんでしょうね。
運転講習行くか……