いわきサンシャインマラソン2023(第14回大会)

2020年のいわきサンシャインマラソンに申し込んだもののコロナで中止になり、リベンジ的にその後は申し込んでましたがようやくの大会開催ですね。
コロナの前の年も中止になっているので他の大会よりも待たれてる度が高い感じはありましたね。

と、申し込んだものの11月のつくばで足を痛めて、痛みがずっと残っていたり、走るのを再開すると違和感が出たので1月は一切走らず、2月はワンチャンあるかと思って走り始めたらまた違和感で、一人だったらそもそも行かずにDNSにしてただろうし、今回は友人と行くのでスタートには立ってDNF予定みたいな感じでした。 できればゴールがそばにある25kmくらいまでは行っておきたいなぁという程度ですね。

前日

特急にて16時過ぎにいわき着。リクライニングが止まらないというクソ席でございました。

夕飯はマラソンに本気じゃなさすぎてすき焼きです。とても美味しいですが、さすがに糖質少なすぎた感。

スタート前

天気は見事な晴れ、にしか見えないが、前日から非常に風が強くこの日も変わらずでした。 いわき駅前よりバスで陸上競技場へ。ほとんど待たずすぐ乗車。観光バス型です。 快適。
いわき駅に限らず色々なところからバスが出ているのは便利ですね(コストかかってそうだなぁという印象)

着いて即、健康チェックシート提出→リストバンドもらう感じ。これも全然待たず。あとは軽く体を温めて、荷物を預けてスタート地点へ。 Aブロック以外は陸上競技場で集合なので、スタート地点でやっているイベントは音だけが聞こえます。

8時の小名浜で気温は3.4度・風速5.6m/s
たまに吹く風があると寒いが、日差しもありまあまあ暖かい感じ。

私はゆっくり走るので、長袖シャツアームウォーマー&スパッツ+ジャージ&ネックウォーマーな重装備でしたが。このときはほぼ寒さを感じず重装備過ぎたな感。

スタート~14km(序盤)

2段階のウェーブスタート。1つ目の9時スタートです。
私はBスタートでした。もっと後ろの方のスタートの方が良いくらいの走りの予定ですが。
Bの最後方で↓この辺。スタートしてからスタートラインまで30秒です。

はじめ下りで、大通りに出たら曲がって登って、しばらく下りと平地を繰り返す感じ。 もともと走れてないのでしんどいわけですが、加えて正直足の不安に下りはしんどいので、ガンガン抜かれていきます。
というか皆登り坂頑張りすぎじゃね? 自分は心拍数の上昇をほぼさせないくらいでしたが、周りはゼーハー言いながら登る人がそれなりに。フルマラソンやぞ。絶対もたないだろ。

序盤にしてすぐに暑くなり、アームウォーマーも ネックウォーマーも外し、長袖はめくったり戻したり繰り返すくらいの感じでした。

後ろからスタートしたひらのみふみ氏には5kmあたりに抜かれました。7kmまではついていきましたが、そこから再び登り坂なのでそこで離されました。
アップダウンを繰り返し9kmの給水。ここでゼリーを補給。したものの1つ目の給水所はものすごく長かったのにこちらは短くて、気づいたらスポンジゾーンに…。というのでゼリーは食べたが給水なしでした。まだゼリーは飲める味で良かった。

そして、ずっと痛めた右ふくらはぎあたりを気にしてたが、現れたのは靴擦れの痛みでした…。あー、そうだよね、練習でもよく靴ずれやってるよねと思いながら、絆創膏がウエストポーチに……ないよね、準備が雑すぎて忘れたよね…。 靴紐を調整などするが、まだ序盤でこの痛みではこのまま行けないだろうと、救護の人に聞いたら絆創膏があるとのこと。というので対応完了。貼った瞬間は痛みがあまり取れなかった感じもあったが、割とすぐに痛みがなくなった。

給食でご当地もの食べたいなぁと思っていたが13.9kmのところにはなし。最低ここまでは行きたいと思っていたわけだが、給食的には少々裏切られた(笑)。しかし、まだ行けそうなので次の給食に期待。

14km~27km(中盤)

江名港は応援盛り上がっててよかったですね。ただしこんなところで盛り上がってペースを上げたらもたないだろ的な感じも。そして気づいたら前にサブフォーペースメーカーが。 明確にサブフォーを狙っているわけではないので一生懸命ついていくことはせず、余裕のトイレ休憩。

中間点では1時間59分58秒。イーブンで行けばサブフォーですね。余裕はあるし、なんなら靴擦れ等で何度も止まってこのタイムでもある。

12kmくらいからは海沿いで景色がいいですね。

そこから記憶があまりないけど気づいたら三崎公園の上り坂。きついことは知っていたが、こんなん登れんやん。 ここまでは心拍数160bpm以下目安だったが、ゆっくり上がっているのに170を超える。

こんなツイートをしているが170bpmを超えている。まあペースは遅いのでツイートくらいは余裕であるが。
登り終えるとプチトマトといちごの給食。美味。ここで心拍を落ち着けて下り。意味不明な風の吹くトンネルを抜けて小名浜へ。前を見たら橙色のやつが失速していた。中間地点で6分弱くらい差があったはずだが……。

ここから海沿いをくねくねと。とにかく風がやばい。やったね風速10m/s超えてるよ。 くねくねしているから色々な方向向いているはずだが、気分は常に向かい風。心拍数を抑えるとかもここで完全に狂う。景色は良いんですけどね。

ここの給食ではフラまんもらえた。その場で食うか悩んだけど一旦ストックに。
そしてゴールが見える。もうゴールしても良いよね?。残り15kmだけど。
というか足痛くならないんですけど、どういうことですか……?(困惑)

ということで戸惑いながら終盤に突入していった……。

27km~ゴール(終盤)

工場ゾーンに入った瞬間、意味わからなかったよね。風が倍増したよ。さっきまで風がつらすぎるーって感じだったのが、風で進まなくなったよ。
サブフォーワンチャンないかと少し粘りましたが、どう見ても無理です。 しかも右に曲がって北に向かったら風が真正面になってさらに死ねたの笑えるね。

この後アップダウンが2回あるわけですが、下りが向かい風で進まないよ!意味わからないよ!
平らになったら進めると思ったけどペースは上がらず、なかなか折り返しにたどり着かず心が折れる。

そしてようやく折り返したら向かい風で無事死亡。

私が最もペースが遅かった1kmはどこか。絆創膏貼って止まったところでも、きつい登り坂でもない、向かい風で完全に心が折れたところだよ…(35~36kmあたりで、折り返しから最後の登りに差し掛かったかもくらい)
歩いてないのにキロ7’59だよ。笑ったわ。

完走する気なかったためゼリーを持ってくる量が少なく完全にエネルギー補給ができなくなり、風もあって寒くなり序盤に外した装備をここで再装備する。まさか再装備するとは思わなかったぞ。
そしてここでいよいよフラまんを食う。これ食ったおかげで少し取り戻せたと思う。ありがとうフラまん。

そして最後の登りは追い風でむしろ楽という(笑)
とはいえ最後の下りは加速する余裕もなし。しかし風は追い風よりなのでまだマシなのだろう。

エネルギー不足なのでとにかく給食を食いまくる。給水のコーラがありがたい。やけくそツイートしている頃ですね。

残り2kmくらいで追い風で押されてペースが上がる。上がったととはいえ5’12/kmだけど、キロ8まで落ちたことを考えれば驚異の復活ですよ。
という感じで最後だけ上げてフィニッシュ。
東京都北区の〇〇くんって呼ばれるのなかなか新鮮ですね。

4:12:59(グロス)。伴走ではなく単独で走った中では過去最低のタイムでした。いやむしろなぜ最後まで走れた……?
ひらのみふみと走ったレース、すべて(2回)で「DNF予定→完走」になってしまった。前回は故障して1ヶ月走らなかったから治っている可能性はあったかもだが、今回は何度も走れないか試して無理そうだったわけだし、無理だろうという感じだったのですが。

いわきサンシャインマラソン感想

街全体で盛り上げてる感があり良い大会だと思います。
待つ系のもほとんどなく、ストレス皆無だったかと。
応援も散らばって色々なものが実施されていて、あの風の中応援頂いたのはホントありがたいと思います。
応援も少ない残り5kmくらいの最後の登りを終えたところのチアの応援がすごく声出てて励まされたのは印象的でした。が直後の下りで死にました(笑

そういう点で大会としての満足感の高さはとてもありつつ、風が強すぎてもう走りたくねぇ!と思ったのも事実です(笑
あとフィニッシャーズ〇〇があるともっと良かったですね。まあコロナでやりにくくなっているのかもですが。

フラまん

エネルギー補給に役立ったフラまんですが、クラウドファンディングなどを経て復活したものなんですね。

https://camp-fire.jp/projects/view/518963

どこかで売ってるといいなぁとは思ったまま出会えずでしたが、帰ってから調べたら湯本温泉のところに店があるらしいですね。普通のお土産屋に売ってはないのかも。すまねぇ湯本には行ったが足が痛くてとてもそっちの方には行けなかった。(3年前に回ったからそっちまで行く興味があまりなかったのも大きいが)