G検定 2020#2で思ったこと

試験直後に書いたのはこちら

受かったらもう少し詳細に書くかと下書きまで行ったものの、書くほどのものでもないなとお蔵入り。
それ以外の思ったことについて。

試験のピントがどこに合わせているかわからない

合格率の高さ

総受験者数    12,552名
合格者数       8,656名(約69%)

検定を作る以上、何かしら意図があるとは思うのですが、そこがいまいち読めない試験だなと感じます。
合格率が高いことは、知識を持つ人の裾野を広げるという感じなのかもしれなくて、そこが意図であれば合格率については問題ないと思います。
興味がある人達に合格者コミュニティ「CDLE」に参加してもらう、その前に最低限の知識を、というのはステップとして良いと思います。

イケてない部分

ただ、2つの点からイケてないと思っています

  • 合格認証ロゴとかアピールさせたい感じと矛盾を感じる
  • 試験内容を割と理解しなくても受かるものである

合格認証ロゴ

名刺とかに載せられる合格認証ロゴが送られてくるらしいです。
載せるほど誇れるものなのか、みたいなところが気になる点で、レベル感から言えばITパスポート受かってますみたいなのを載せている感じになってしまう。
そしていつの試験の合格なのかも入るらしく、更新しないと「私の知識は古いです」アピールになってしまう

話の種になる、みたいなメリットも多少はありつつ、逆に合格率の高さが「こんなの載せてるのどうなの」みたいに思われるデメリットもあるんじゃないかと思う。

まあJDLAからすればおまけ機能かもしれないけど。

理解しなくても受かる

「落ちたと思ったけど受かった」層がTwitterで大量にいたように感じたことが一番気になる点。
結局、「あまりできてない」のに「合格者になる」
ようは試験の問題は「割とわからなくても良い」ものが並んでいたわけで、わからなくて良いもので我々は試験されているというよくわからない状態である。
まあもちろん合格の線引きの方法は明かされていないわけで、いい感じにしているところもあるのかもしれないけど、
これなら、公式テキストに載っていることをしっかりと覚えていれば解けて、合格率は同じだが合格点は高い水準であるほうが納得できる。

結果的に試験料の高さ以外に頑張りがいがない

「勉強する過程で得たものが良かった」みたいのも見かけて、自分もそれはたしかにそうではあるのだけども、過程で何かを得ずとも受かる人がそれなりにいることが証明されてしまった感じがある

もちろん落ちた人も3割いる。そこには頑張った人も含めいろいろな人がいるだろうけど、あの場で検索頑張っただけでイケた人もいた感じは受ける(とても主観です)

いやマジで合格率そのままでいいから、基礎的なことを中心に合格点高くしてほしい

結局ディープラーニングのジェネラリストとして何がわかっていればよいのかわからない

G検定 2020#2受験感想

ディープラーニング G検定の2020年2回目終わりましたね。
コロナで他の試験が軒並み潰れていて、その中で試験料半額を打ち出した試験のため、おそらく受験者傾向が変わっていて、実際の試験の出来の分布はAIでも判定できないんじゃないかなと思う次第ですw

ネット受験の違い

ネット受験というのは初めてなかなか難しさを感じました

準備の抜け

普通、試験の準備って前日とかにするじゃないですか?
で時間に余裕持って行くじゃないですか? 家でやるとギリギリまで準備しないですね。

そんなにすることないんだけど、だいたい10分前から始めたよね。
あったほうがいいものとか忘れるよね(メモの準備忘れた)

まあ試験の日に筆記用具忘れて試験会場の最寄り駅でシャープペンシル買ったり、試験会場まで全力速歩きだったりしているので、実はあまり変わらないという説もある

環境の違い

  • 飲み物飲める
  • 音楽聞ける
  • スマホの通知が受け取れる
  • トイレに簡単に行ける
  • 遊べる

まあさすがに遊びはしないけど、どのような手段で集中するかとかは難しかった。 選挙カーがうるさいのもあったが、まあ以前受験会場でもあったから、家だからというわけではない。

試験内容

白本・黒本だけでは足りない

白本2周して黒本やったら微分とか行列計算(ただし超基礎)とかも出てきて、「は?」ってなったので、すでに白本だけで網羅してないと言えるのだが、 噂(レビュー)などでも見るように、やってないことは多々出る
かといってじゃあ何すんのかは難しいけども。

  • 白本に出ていることももっと詳しく理解する
    • SSDとかYOLOとか単語は出てきたけど、中身知らんし、テキストちゃんと読んでもわからないものもあるって感じではあった
    • 太字だけ追ってるだけだとわからない問題多数である
  • AI白書を読む
    • こんなもん読めるか!(量的に)
    • 試験で調べる用に買ったが、ほぼ役立たず
  • 他の本を読む
    • 簿記試験とかでよく言われるのは一つの参考書をしっかりとやるべき、ということだが、一つの参考書で網羅されてない以上はこういう方法も取るのが良いと思う
  • Study-AIをやっておく
    • 問題の形式はこれに近い。黒本だとちょっと違う。
    • 本にないけどStudy-AIで見たやつだ!ってのもあったのでやっておいて良さそう。
    • 模擬試験として使うのが良いかは不明(自分は抜けてる知識を埋めるためにやったので、一問ずつ答えを見た)

時事的な問題は仕方ないけど、それ以外で網羅性のない白本はクソってのがとても感じることですね。
その単語初めて見るよ!案の定白本検索しても出てこないよ!ってのはやめてほしい。紙面の関係上詳しく説明できていないなら良いと思うけども。

G検定の位置づけ的には「実装」の話よりは、マネジメント層が知識として入れる内容みたいなものには思うので、法律的なものを重要視するのは理解できる。
これに関しては、「試験をする」という立場ではなく、「啓蒙する」という立場でいい感じに公式がまとめていったら素敵だと思うんだがなぁというふうに勝手に思っている。。。

新しい情報もちゃんと頭に入れてねって感じはうけましたね。ディープフェイクなんかはAI白書2020にもない話ですが、NHKが取り上げるくらいには話題にはなっていたものです。
この辺は情報感度の問題で、なかなかこうしたら良いというのが難しいところではあるのですが。。。

時間配分しんどい

1問30秒くらいと言われてて、今回は120分200問だったのでさらに余裕があった。
しかし連続する穴埋めで10秒で3問解けるときもあるが、問題読むのも時間かかるし調べてよくわからなくて数分消耗みたいなのもある。
今回前半に調べないとわからなかった法律問題あったが、話題が行ったり来たりしてるのでどこにあるとも言えなさそうだし、得意不得意にもよるだろうし、目安として60分で100問解けてたら悪いペースではないのはあるが、気づくと時間たらんとかに普通に陥る感じ。
最終的に秒でわからないからテキトーにって問題が2問くらいある程度に時間がなくなった。

覚えない選択をする

まとめを作っておいて、キーワードで即検索できるほうが正確だし、大して時間も変わらない
覚える時間を、体系的な理解や、一つでも多くのキーワードに触れるのに回したほうが正解率が上がりそう。
初めて見る単語だーとか、見た瞬間詳しく理解してないのがわかってる単語だー、とか頻発した。

少なくとも電子書籍が強いのは間違いない(ただしKindle黒本は検索できなかったはず)

受ける意味のある試験か

今回全然出なかったけど、〇〇さんはこんな発言しました!ってところに意味があるのかは知らないが、機械学習・ディープラーニングとかの話するならこれ(G検定を受ける)くらいの知識を持ってからだよねっていうのは感じた。
これは某AI Questで特に感じるのだが、あの研修を受けて自分たちは「主成分分析」をして精度が上がったという雑な着地点に行ったことがあるのだが、主成分分析がなにかよくわからないまま終わっていた(そもそも回帰の問題を説く際のプロセスで、Kaggleを見たら載っていた方法というだけ)
いや、AI Questって名前で、メインの作業は回帰と分類の教師あり機械学習だけかよ。って思っていたところがあって、まさにこのG検定くらいの知識は持たせた上で実装課題も、ビジネス課題も解かせるべきだよなと思った。

というので、まあまずAIがどうこう話すのであれば、共通言語としてこれくらい知っておいたほうが良い気がすることは割とちゃんとはいっている資格試験だと思う。
もっとも専門ではないので網羅性とかまでは知らないけども。

勉強時間

とりあえず月~金1日25分というルールで勉強していて、いつから始めたか忘れたけど6~7週間くらいとすると15時間~20時間。
プラス初日だけ日曜に頑張ったから+5時間、最後の2日だけ多めにやったので+3時間、たまに抜けた日があるので-1時間で25時間前後というところだろうか。

白本流し読み→白本まとめ→黒本→試験3日前にAI-Study着手

まとめはこんな感じ:https://www.evernote.com/l/AF3FR7DGtNpDT66vg16YpXcEOKVGzhINIgU/
ツギハギで作ってるので、そこにその話題があるのおかしいとか、そもそも間違ってるとか多々あると思うし、これの内容は何も保証しない.

普段だとこの手のまとめは、最後に覚えていないことだけまとめることが多いが、今回のはそもそも意識して覚える気がないので大事そうと思ったところを大体記載している。
感覚的には白本1周目でまとめてしまって、黒本入って、余った時間を別のことに回したほうが効率的だった。

ネットの反応

難しかったという声はたくさん見たけど、できなかった反応のほうが大きく出やすい(堂々と受かったとは言いにくい)ので難しいですね。
去年の簿記2級も、大問3がクソで大荒れだったけど他が簡単だったから合格率いつも通りみたいのもあったし

https://twitter.com/kanat_it/status/1279309601263939587